関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
SUMPRODUCT(配列1,配列2,配列3,..) |
SUMPRODUCT関数の使い方
SUMPRODUCT関数は配列内の対応する要素間の積を計算し、それらの値の合計を求める関数です。
引数は2個から30個まで指定可能です。
数値以外の配列要素は0と見なされます。
指定した配列の列数と行数が異なる場合はエラー値#VALUE!が返されます。
引数の指定方法 |
配列 |
計算の対象となる要素を含む配列を指定 |
A4に=SUMPRODUCT(A2:B3,C2:D3) B4に=SUMPRODUCT(A2:A3,B2:B3)を入力すると以下の表の結果となります。
A4の=SUMPRODUCT(A2:B3,C2:D3)では配列にA2:B3、C2D3を指定し、配列の対応する要素の積の合計79A4に返します。
B4の=SUMPRODUCT(A2:A3,B2:B3)では配列にA2:A3、B2B3を指定し、配列の対応する要素の積の合計15B4に返します。
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A |
B |
C |
D |
1 |
配列1 |
配列2 |
配列3 |
配列4 |
2 |
2 |
3 |
6 |
8 |
3 |
1 |
9 |
7 |
4 |
4 |
79 |
15 |
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配列の対応する要素とは SUMPRODUCT関数
上記の=SUMPRODUCT(A2:B3,C2:D3)を使用して解説します。
SUMPRODUCT関数は配列の対応する要素どうしで掛け算が行われ、その積の合計が求められます。どのように計算が行われているか以下に示します。
2*6+3*8+1*7+9*4
上記の数値を入力されているセル番地に置き換えてみると
A1*C1+B1*D1+A2*C2+B2*D2 となります。
上記の場合はA1に対応する配列要素はC1となります。
これは配列1に指定したA2:B3の一番左上のセルはA1であり、その対応する要素となるのは配列2で指定したC2:D3の一番左上のセルC1という事になります。
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