関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
LCM(数値1,数値2,..) |
LCM関数の使い方
LCM関数は指定した複数の整数の最小公倍数を返す関数です。
最小公倍数とは指定した数値の共通する倍数の中で最も小さい値のことです。
LCM関数を使用するには分析ツールアドインをエクセルに組み込む必要があります。 引数は1個から29個まで指定できます。 引数に小数点以下の値を含む数値が指定されていた場合はそれらの数値の小数点以下は切り捨てられます。 引数に負の数を指定した場合は、エラー値#NUM!が返されます。
引数に数値以外の値を指定した場合、エラー値#VALUU!が返されます。
引数の指定方法 |
数値 |
最小公倍数を求めたい数値をセル範囲の参照やセル参照、数値で指定 |
B2に=LCM(A2,A3) B3に=LCM(A2:A5)を入力すると以下の表の結果となります。
B2の=LCM(A2,A3)では5と10の最小公倍数10をB2に返します。 B3の=LCM(A2:A5)では5,10,3,4の最小公倍数30をB3に返します。
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A |
B |
1 |
数値 |
最小公倍数 |
2 |
5 |
10 |
3 |
10 |
30 |
4 |
3 |
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5 |
4 |
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最大公約数を求めたい場合はGCD関数を使用します。 |
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