関数の種類 |
数学/三角関数 |
書式 |
ROUND(数値,桁数) |
ROUND関数の使い方
ROUND関数は数値を四捨五入し指定した桁数にして数値を返します。
数値に文字列を指定した場合はエラー値#VALUE!が返されます。
桁数に正の数(1は小数点第一位)を指定すると小数点以下が四捨五入され、
0を指定した場合は一の位に四捨五入されます。
桁数に負の数(-1は十の位)を指定すると整数部分の指定した桁に四捨五入されます。
例えば、
桁数に1を指定すると小数点第一位に四捨五入され、2の場合は小数点第二位に四捨五入されます。
また、桁数に-1を指定すると十の位に四捨五入され、-2の場合は百の位に四捨五入されます。
引数の指定方法 |
数値 |
四捨五入する数値を数値またはセル参照で指定 |
桁数 |
四捨五入した後の桁数を数値で指定 |
B2に=ROUND(A2,0) C2に=ROUND(A2,1) D2に=ROUND(A2,-1)を入力すると以下の表の結果となります。
B2の=ROUND(A2,0)では114.67の一の位に四捨五入しB2に115を返します。
C2の=ROUND(A2,1)では114.67の小数点第一位に四捨五入しC2に114.7を返します。
D2の=ROUND(A2,-1)では114.67の十の位に四捨五入しD2に110を返します。
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A |
B |
C |
D |
1 |
数値 |
桁数0 |
桁数1 |
桁数-1 |
2 |
114.67 |
115 |
114.7 |
110 |
指定した桁数で切り捨てたい場合はROUNDDOWN関数を使用します。
指定した桁数で切り上げたい場合はROUNUP関数を使用します。 |
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