関数の種類 |
文字列操作関数 |
書式 |
SEARCH(検索文字列,対象,開始位置) |
SEARCH関数の使い方
SEARCH関数は指定した文字列を他の文字列から検索し、はじめに見つかった文字列の位置を返します。
全角、半角は区別無く1文字として数えられます。
対象に検索文字列が含まれていない場合はエラー値#VALUE!が返されます。
開始位置に1以下の数値を指定するとエラー値#VALUE!が返されます。
引数の指定方法 |
検索文字列 |
検索する文字列を指定 |
対象 |
検索文字列を含む文字列を指定 |
開始位置 |
検索開始位置を指定(省略可能。省略した場合は開始位置は1となる) |
B1に=SEARCH("E",A1) B2に=SEARCH("学",A2,4)を入力すると以下の表の結果となります。
B1の=SEARCH("E",A1)では検索文字列に"E"を指定し、対象にはA1へのセル参照を指定しています。
検索の開始位置は省略しているので開始位置は1(文字列の先頭)と見なされ、B1には1が返されます。
SEARCH関数は英字の大文字・小文字は区別されないので=SEARCH("E",A1)を=SEARCH("e",A1)というように大文字の"E"を小文字の"e"に変更しても同じ結果が返されます。
B2の=SEARCH("学",A2,4)では検索文字列に"学"を指定し、対象にはA2へのセル参照を指定しています。
検索の開始位置は4を指定しているのでB2には7が返されます。
|
A |
B |
1 |
Excel |
1 |
2 |
統計学と経済学 |
7 |
検索文字列に任意の1文字を指定した場合(ワイルドカード文字の利用)
SEARCH関数では疑問符やアスタリスクをワイルドカード文字として使用可能です。
検索文字列に疑問符「?」を使用すると「?」は任意の1文字として認識されます。
検索文字列にアスタリスク「*」を使用すると「*」は任意の文字列として認識されます。
B1に=SEARCH("1A0?",A1) B2に=SEARCH("1A0?",A2)
B3に=SEARCH("2*",A3) B4に=SEARCH("2*",A4)を入力すると以下の表の結果となります。
|
A |
B |
1 |
製品コード1A05 |
6 |
2 |
製品コード1A06 |
6 |
3 |
銘柄コード-2003 |
7 |
4 |
銘柄コード-2004 |
7 |
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