関数の種類 |
文字列操作関数 |
書式 |
REPLACE(文字列,開始位置,文字数,置換文字列) |
REPLACE関数の使い方
REPLACE関数は開始位置を指定し、その位置から指定した文字数分を別の文字列に置き換えます。
開始位置に1より小さい数字を指定した場合、エラー値#VALUE!が返されます。
文字数は省略可能です。省略した場合は置換えは行われず、指定した開始位置の直前に置換文字列が付加され、文字列が返されます。
引数の指定方法 |
文字列 |
置き換えを行う文字列を指定 |
開始位置 |
置き換える先頭文字の位置を数値で指定(先頭文字が1となる) |
文字数 |
置き換える文字列の文字数を指定(半角文字・全角文字は区別無く1文字=1) |
置換文字列 |
置き換える文字列を指定 |
B1に=REPLACE(A1,1,1,"赤") B2に=REPLACE(A2,3,1,1) B3に=REPLACE(A3,1,1,"E")
B4に=REPLACE(A4,1,1,"10000")を入力すると以下の表の結果となります。
B1の=REPLACE(A1,1,1,"赤")では文字列にA1セルの"黒字"を指定し、開始位置には1、置き換える文字数に1を指定し置換文字列に"赤"を指定しています。B1セルには"赤字"が出力されます。
B2の=REPLACE(A2,3,1,1)では文字列にA2セルの"2006年"を指定し、開始位置には3、置き換える文字数に1を指定し置換文字列に"1"を指定しています。A2セルの3文字目の"0"が1に変換されB2セルに"2016年"が出力されます。
B3の=REPLACE(A3,1,1,"E")では文字列にA3セルの"エクセル"を指定し、開始位置には1、置き換える文字数に1を指定し置換文字列に"E"を指定しています。A3セルの1文字目"e"がEに変換されB3セルに"Excel"が出力されます。
B4の=REPLACE(A4,1,1,"10000")では文字列にA4セルの"1円"を指定し、開始位置に1、置き換える文字数に1を指定し、置換文字列に"10000"を指定しています。A4セルの"1"が10000に変換され、B4に"10000円"が出力されます。
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A |
B |
1 |
黒字 |
赤字 |
2 |
2006年 |
2016年 |
3 |
excel |
Excel |
4 |
1円 |
10000円 |
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