関数の種類 |
文字列操作関数 |
書式 |
FIXED(数値,桁数,区切り) |
FIXED関数の使い方
FIXED関数は数値を指定した桁数に四捨五入してカンマで区切り、文字列に変換します。
桁区切りにTRUEを指定するとカンマ区切りは行われません。
桁数に負の数を指定することもできます。1の位が0となり、10の位は-1となります。
引数の指定方法 |
数値 |
文字列に変換する数値を指定 |
桁数 |
四捨五入する桁数を数値で指定(省略可能) |
桁区切り |
カンマで区切るがどうかを論理値で指定(省略可能) |
B1に=FIXED(A1,1) B2に=FIXED(A2,-2) B3に=FIXED(A3) B4に=FIXED(A4,-1,TRUE)を入力すると以下の表の結果になります。
B1の=FIXED(A1,1)ではA1セルの値の少数第1位に四捨五入しB1に50.1を返します。
B2の=FIXED(A2,-2)ではA2セルの値の百の位に四捨五入し、B2に100を返します。
B3の=FIXED(A3)ではA3セルの値の少数第2位に四捨五入し、B3に50.13を返します。
B4の=FIXED(A4,-1,TRUE)ではA4セルの値の十の位に四捨五入し、カンマを非表示にしてB4に1560を返します。
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A |
B |
1 |
50.1256 |
50.1 |
2 |
50.1256 |
100 |
3 |
50.1256 |
50.13 |
4 |
1555 |
1560 |
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