関数の種類 |
統計関数 |
書式 |
TRIMMEAN(配列,割合) |
TRIMMEAN関数の使い方
TRIMMEAN関数はデータの中間項平均を返します。
指定した割合が1以上又は0以下だった場合、エラー値#NUM!が返されます。
計算対象から除外するデータ数が奇数又は少数を含む場合は切り捨てられ直近の偶数に直され計算されます。
引数の指定方法 |
配列 |
配列またはセル範囲を指定 |
割合 |
排除するデータの割合を少数で指定
例:
配列で指定したデータの個数が10で割合に0.2を指定した場合には10×0.2=2となり、
データ上限の1つとデータ下限の1つの合わせて2つのデータが計算対象から除外されます。 |
A11に=TRIMMEAN(A1:A10,0.2)を入力すると以下の表の結果となります。
A11の=TRIMMEAN(A1:A10,0.2)では配列にA1:A10のセル範囲を指定し、割合に0.2を指定しています。
よって、上限から1つ、下限から1つのデータ(データの20%)を計算対象から除外し、残りのデータの
平均値5.625をA11に返します。
上記の除外されたデータは上限から1つ目の10と下限から1つ目の2となります。
割合を0.4とした場合は上限から二つ(9と10),下限から二つ(2と3)が計算対象から除外され
データの40%を除外した後の残りのデータの平均値5.5を返します。
また、=TRIMMEAN(A1:A10,0.1)で割合に0.1を指定した場合は除外するデータ数が1となり奇数となる為、
1は切り捨てられ、実質的に計算対象から除外する割合は0%ということになり平均値5.7が返されます。
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A |
1 |
5 |
2 |
10 |
3 |
3 |
4 |
4 |
5 |
6 |
6 |
2 |
7 |
7 |
8 |
9 |
9 |
4 |
10 |
7 |
11 |
5.625 |
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