関数の種類 |
統計関数 |
書式 |
LINEST(既知のy,既知のx,定数,補正) |
LINEST関数の使い方
LINEST関数は回帰直線の係数の値を配列で返します。(配列数式として入力する必要があります)
定数にTRUE又は定数を省略するとbの値も計算され、FALSEを指定するとbは0になりy=mxとなるようにmの値が調整されます。
補正にFALSE又は補正を省略するとm係数と定数bが返され、TRUEを指定すると回帰直線補正項が返されます。
指定した既知のy、既知のxに数値以外の値が含まれていた場合はエラー値#VALUE!が返されます。
指定した既知のyと既知のxのデータの個数が異なる場合、エラー値#VALUE!が返されます。
直線は次の方程式となります。
y=mx+b又はy=m1x1+m2x2+.....+b(xの値が複数の範囲にある場合)
引数の指定方法 |
既知のy |
従属変数yの値を指定 |
既知のx |
独立変数xの値を指定(省略可能) |
定数 |
論理値で指定(省略可能) |
補正 |
論理値で指定(省略可能) |
A6に =LINEST(A1:A4,B1:B4,,FALSE)を入力後にA6:B6を選択して数式バーをクリック、Ctrl+Shiftを
押しながらEnterをクリックすると配列数式として入力されます。({=LINEST(A1:A4,B1:B4,,FALSE)})
A6、B6の{=LINEST(A1:A4,B1:B4,,FALSE)}では既知のyにA1:A4、既知のxにB1:B4を指定し定数は省略、
補正に論理値FALSEを指定しています。
その結果、A6に2、B6に0.5が返されます。
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A |
B |
1 |
2 |
1 |
2 |
10 |
5 |
3 |
6 |
3 |
4 |
8 |
3 |
5 |
|
|
6 |
2 |
0.5 |
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