関数の種類 |
統計関数 |
書式 |
MEDIAN(数値1,数値2,....) |
MEDIAN関数の使い方
MEDIAN関数は引数リストの中央値(メジアン)を抽出します。
メジアンとはデータを昇順に並べ替えた時に中央にくる値のこと。
引数をセル参照、範囲で指定した場合でそれらに論理値、文字列が含まれているときはそれらは無視されます。
引数リストのデータの個数が偶数の場合、中央に位置している2つの数値の平均が返されます。
引数リストに数値が含まれていない場合、エラー値#NUM!が返されます。
引数の指定方法 |
数値1... |
数値又はセル参照や配列、数値を表す文字列を指定 |
A6に=MEDIAN(A1:A5) B6に=MEDIAN(B1:B5)を入力すると以下の表の結果となります。
A6の=MEDIAN(A1:A5)では数値にA1:A5のセル範囲を指定しA6に中央値4を返します。
B6の=MEDIAN(B1:B5)では数値にB1:B5のセル範囲を指定し、B6に3.5を返します。
この時、数値の個数が4つで偶数の為、中央に位置している二つの数値、3と4の平均値が返されます。
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A |
B |
1 |
2 |
2 |
2 |
3 |
3 |
3 |
4 |
4 |
4 |
5 |
5 |
5 |
6 |
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6 |
4 |
3.5 |
月日の中央値(メジアン)を抽出する
A6に=MEDIAN(A1:A5)を入力するとA6に中央値である3月1日が返されます。
月日を表す文字列はシリアル値で表せる為、中央値を抽出する事が可能です。
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A |
1 |
1月1日 |
2 |
2月1日 |
3 |
3月1日 |
4 |
4月1日 |
5 |
5月1日 |
6 |
3月1日 |
中央値(メジアン)ではなく、平均値を算出したい場合はAVERAGE関数を使用します。 |
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