関数の種類 |
検索/行列関数 |
書式 |
CHOOSE(インデックス,値1,値2,....) |
CHOOSE関数の使い方
CHOOSE関数は指定した引数リストから指定した値を抽出します。
インデックスで指定した数値、例えば1を指定すると値1が返され、2を指定すると値2が返されます。
インデックスで指定した引数にデータが入っていない場合、0が返されます。
インデックスに負の数及び0又は、引数リストの個数より大きい数値を指定した場合、エラー値#VALUE!が返されます。
引数の指定方法 |
インデックス |
何番目の値を取り出すか数値やセル参照、数式で指定(1個から29個まで指定可能) |
値1.... |
インデックスから選択される値、動作をセル参照や数値、名前などで指定
(1個から29個まで指定可能) |
A6に =CHOOSE(3,A1,A2,A3,A4) を入力すると以下の表の結果となります。
A6の=CHOOSE(3,A1,A2,A3,A4)ではインデックスに3、値にA1,A2,A3,A4を指定しています。
このとき、3番目のA3セルの値EXCEL2004が返されます。
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A |
1 |
EXCEL2002 |
2 |
EXCEL2003 |
3 |
EXCEL2004 |
4 |
EXCEL2005 |
5 |
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6 |
EXCEL2004 |
CHOOSE関数で特定の曜日の収支合計を計算し抽出
以下のではSUM関数とCHOOSE関数を使用して月曜日の収支の合計をA7に返しています。
A7に =SUM(CHOOSE(1,A2:A5,B2:B5,C2:C5,D2:D5,E2:E5))を入力すると以下の表の結果となります。
=SUM(CHOOSE(1,A2:A5,B2:B5,C2:C5,D2:D5,E2:E5))ではCHOOSE関数によって引数リストの1番目の
A2:A5の値をSUM関数に返し、SUM関数はCHOOSE関数によって渡されたA2:A5の値の合計を計算します。
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A |
B |
C |
D |
E |
1 |
月曜日収支 |
火曜日収支 |
水曜日収支 |
木曜日収支 |
金曜日収支 |
2 |
2000 |
-500 |
100 |
1700 |
-500 |
3 |
1500 |
1500 |
3000 |
700 |
300 |
4 |
1550 |
1000 |
500 |
-200 |
600 |
5 |
800 |
600 |
1200 |
-1000 |
200 |
6 |
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7 |
5850 |
月曜日の合計収支 |
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