エクセル(Excel)初心者学習・入門 参照を名前で指定する方法
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参照を名前で指定する方法

このページでは参照を名前で指定する方法を解説しています。

通常はA1やB1などの参照形式を使用しますがセルやセル範囲に名前を定義している場合はその名前を使って参照することができます。名前の付け方についてはセルに名前を付けたいをご参考下さい。

ここでは二通りの名前参照の方法を解説します。

・[挿入]-[名前]-[引用]をクリックして名前で参照する
[挿入]-[名前]-[引用]の手順で名前の引用ダイアログボックス開き、設定した場合は、既存のセル参照が名前参照に置き換えられます。
例えば、A1セルにエクセルという名前を付けていたとして、=A1+B1という数式が入力されているセルを設定した場合は、=エクセル+B1というようにA1がエクセルに置換えられます。

まず、参照形式を名前に変更したいセルやセル範囲を選択します。
選択後、[挿入]-[名前]-[引用]をクリックします。

名前引用

名前の引用ダイアログボックスが表示されるので使用する名前をクリックしOKボタンを押せば完了です。
この時、選択したセルに名前が定義されているセルのセル参照が含まれていない場合は置換えされません。

名前の参照

・数式バーに名前を入力する
数式バーに直接、名前を入力する事で名前参照を設定することができます。
例として、A1セルに教材価格、B1セルに消費税という名前が付いている場合には、数式バーに=教材価格と入力すればA1セルの値が参照されます。A1セル:教材価格とB1セル:消費税の合計を計算したい場合には=教材価格+消費税とすることでA1とB1の値の合計が計算されます。定義されていない名前を指定するとエラーが返されます。
参照に名前を使用する事で計算に何のデータが使われているのかが把握しやすくなります。


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