	エクセル(EXCEL)初心者学習・入門
	エクセル&ワード掲示板

エクセル(Excel)初心者入門－エクセル関数の使い方－データベース関数－DAVERAGE関数とは

DAVERAGE関数

関数の種類	データベース関数（D関数）
書式	DAVERAGE（Database,フィールド,Criteria）

DAVERAGE関数の使い方

DAVERAGE関数はデータベースまたはリストの指定された列（フィールド）を検索し、条件を満たす行（レコード）の平均値を求める関数です。

引数の指定方法
Database	データベースまたはリストとしてセル範囲またはセル範囲の名前を指定
フィールド	計算対象となる列を文字列やセル参照、位置を表す数値で指定文字列で指定する場合は二重引用符（"）で囲む必要があります。列の位置を示す番号で指定する場合はDatabaseで指定した範囲の左端列が1となり左端から2番目にあたる列が2となります。
Criteria	検索条件が設定されているセル範囲を指定

A5に=DAVERAGE(A7:D17,C7,A2:D3)を入力すると以下の表の結果となります。
以下の表では月間ソフト販売内訳からエクセルの売上平均を求めています。

A5の=DAVERAGE(A7:D17,C7,A2:D3)ではDatabaseにA7:D17のセル範囲を指定し、フィールドにC7、
Criteria（検索条件）にA2:D3のセル参照を指定しています。
見出しのソフト種類の行の"エクセル"が入力されているレコードを検索し、売上の列に入力
されている値の平均（エクセルソフトの売上平均）36000を返します。

A3の値を"ワード"や"英語学習"などに変更する事によって各ソフトの売上平均を求める事ができます。
また、A3を空白セルにすると全ての売上の平均が返されます。

販売個数の平均を返したい場合はフィールドにB7を指定し=DAVERAGE(A7:D17,B7,A2:D3)とします。
A5にエクセルの販売個数平均6が返されます。

	A	B	C	D
1	検索条件
2	ソフト種類	販売個数	売上	販売員
3	エクセル
4	エクセルソフト売上平均
5	36000
6	月間ソフト販売内訳
7	ソフト種類	販売個数	売上	販売員
8	エクセル	10	60000	安部
9	ワード	5	30000	田中
10	ゲーム	7	42000	酒井
11	英語学習	8	48000	斉藤
12	セキュリティ	4	24000	田中
13	エクセル	5	30000	田中
14	エクセル	3	18000	酒井
15	ゲーム	2	12000	小池
16	英語学習	8	48000	斉藤
17	英語学習	4	24000	酒井

DAVERAGE関数で複数の条件に一致する値の平均を求める

A6に=DAVERAGE(A8:D18,C8,A2:D4)を入力すると以下の表の結果となります。
複数の条件を指定する場合は同じ列の複数の行に検索条件を指定します。
以下の表の場合、A3、A4、D3に検索条件を入力しています。

従って、検索条件はソフト種類がエクセルまたはワードで販売員が田中さんの時という事になります。
よって、A6の=DAVERAGE(A8:D18,C8,A2:D4)では販売員田中さんが販売したエクセルとワードの
売上平均30000をB6に返します。

	A	B	C	D
1	検索条件
2	ソフト種類	販売個数	売上	販売員
3	エクセル			田中
4	ワード
5	売上平均
6	30000
7	月間ソフト販売内訳
8	ソフト種類	販売個数	売上	販売員
9	エクセル	10	60000	安部
10	ワード	5	30000	田中
11	ゲーム	7	42000	酒井
12	英語学習	8	48000	斉藤
13	セキュリティ	4	24000	田中
14	エクセル	5	30000	田中
15	エクセル	3	18000	酒井
16	ゲーム	2	12000	小池
17	英語学習	8	48000	斉藤
18	英語学習	4	24000	酒井

DAVERAGE関数	DCOUNT関数	DCOUNTA関数	DGET関数	DMAX関数	DMIN関数
DPRODUCT関数	DSTDEV関数	DSTDEVP関数	DSUM関数	DVAR関数	DVARP関数
GETPIVOTDATA関数（リスト管理関数）